だんだん朝と夕方は涼しくなってきましたね。
 
 WCS2009の世界大会のシニア部門の2位のデッキが海外のサイトに出ていましたので、ご参考までに。
 いわゆる思い出フライゴンLV.X+パルキアLV.Xのコンボを搭載しているデッキです。
 現環境(Dpt4まで)で使うには、工夫が必要だと思います。

プレイヤー:David Cohen (US代表)
デッキ:フライゴンLV.X・パルキアLV.X タッチ ニドクイン

【レシピ-Receipi】

<ポケモン 24枚>
ナックラー(Pt2) × 4
ビブラーバ(Pt2) × 2
フライゴン(Pt2) × 3
フライゴンLV.X(Pt2) × 1
パルキア(DP3) × 1
パルキアLV.X(DP3) × 1
ミュウツー(DP4) × 1
ミュウツーLV.X(DP4st) × 1
ヤジロン(DP4) × 2
ネンドール(DP4) × 2
アグノム(DP5) × 1
ユクシー(DP5) × 1
アンノーンG(DP5) × 2
ニドラン♀(Pt2) × 1
ニドクイン(Pt2) × 1

<サポーター 8枚> 
ミズキの検索 × 4
ハマナのリサーチ × 4

<トレーナー 16枚>
ふしぎなアメ × 4
ポケドロアー+ × 4
思い出のみ × 3
ゴージャスボール × 2
プレミアボール × 2
夜のメンテナンス × 1

<エネルギー 12枚>
水エネルギー × 1
超エネルギー × 3
闘エネルギー × 3
コールエネルギー × 4
アッパーエネルギー × 1

【解説】
 フライゴンLV.XでPB「しんしょくのあらし」によって、相手の山札をチェックのたびに削りながら、LV.Xを倒す、もしくは牽制し、かつ相手のスタジアムをも牽制します。相方には、パルキアLV.Xを採用しています。これは、PP「リコンストラクション」(旧:ポケモンぎゃくしめい)の能力を使い、相手のパンチャー以外のポケモンをバトル場に引きずり出し、「思い出のみ」をフライゴンLV.Xに付けて、ナックラーの「すなじごく」でバトル場に固定し、相手の山札をじわじわと削り取るコンセプトです。

 以下、個人的に特徴的かな?と思われるカードのみ、取り上げて見ました。

〔ナックラー〕
 DP3の「あなにさそう」と「すなじごく」で相手を足止めすることが必要なので、4枚ともDP3です。
〔パルキア・ライン〕
 PP「リコンストラクション」を使って、相手のベンチにポケモンを呼び出します。パンチャーであれば、倒しますし、サポートポケモンであれば、バトル場に拘束して、相手の山札を削り取ることを狙います。こちらのパンチャーはフライゴンLV.Xです。(あたりまえか。)
 フライゴンに水エネ・超エネ・闘エネを付けておけば、PB「レインボーフロート」で、逃げエネがゼロになるので、自分の場は好きなように動かせます。
〔ミュウツー・ライン〕
 SP対策のようですね。こいつが出てきたら対策をしていないSPは止まります。

〔思い出のみ〕
 バトル場に拘束してかつ、フライゴンLV.XのPB「しんしょくのあらし」を使い、より多くの相手の山札トラッシュを行うために使います。
〔ポケドロアー+〕
 これを4積みして、山札からのサーチを強化しています。
〔ゴージャスボール〕
 2積みしています。保険のために必要ですね。スタンダードでは、この仕様はよく見かけますね。

 サポーターは少なめになっていますね。( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・
 SPの安定度は群を抜いていると思いますが、なぜ、これほどWCS2009の世界大会では、フライゴンLV.Xが猛威を振るっていたのか?その点がなかなか釈然としないんですよね。( ̄ー ̄;
 やっぱり、弱点を突く無色のSPがまだ出てきていないからですかね。( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・

コメント

nophoto
白ねこ
2009年9月9日13:12

グラドグなら砂の壁、他のSPならエクストリームアタックなど結構牽制できるからかと
ミュウツー放置で終了とかもありますし、ミュウツーメタにディアルガ入れてもエクストリームの牽制があるのでかなり強いと思いますよ?
何気にフライゴンが雷抵抗ですしね

かげ
2009年9月9日13:40

対SPでは相手がメタモンを採用していない限り1撃で落とされないのが強いです。のりパパさんがお書きになっているとおりガブリの有無は大きいと思います。
エネがついていればほぼ確実に2匹倒せる上、その間に侵食で相手のリソースも減っていきます。。

メタ内ではPPLのパルキア以外には殆ど不利がつかなかったと思います。
この方は採用されていませんが、マニューラを採用しているタイプの場合悪染めリストアでゲンガーの処理も容易なので。

のりパパ
2009年9月10日6:55

>白ねこさん
 コメントありがとうございます。
 フライゴンのポテンシャルが高いのは充分理解しているのですが(自分も愛用者ですヽ(^◇^*)/ )、USマスターのNCは、レポートを読んだ限り、全米の大会をゴウカレン(LuxApe)を使って勝ち上がったので、SP優位をいうことはUS内で検討済み(一定の結論はでている)と思っていたために、不思議に思ってしまったんですよ。
 やっぱり、”Dpt2までの環境だったから”ということが大きいんですよね。

>かげさん
 コメントありがとうございます。
 遅ればせながら、サンディエゴお疲れ様でございました。LCQ突破すごいです。
 なるほど!Dpt2までの環境で、メタをカイゲンとSPにおいて、両方に対策できるデッキとして選択されたと理解しました。フライクイン・ベースの派生として、デッキのバリエーションができあがっている傾向がありますし、やっぱり序盤がキーですね。(必要パーツが多いので、安定度の面では厳しそうですが。)1体立てられれば、五分という判断での採用なんでしょうね。
 WCSシニア2位の掲載デッキは、プレイングの幅が狭い印象を持ちました。水エネの付いたフライゴンを倒すと止まりそうです。
 マニューラ・フライゴンの悪染めリストアは、”目から鱗”でした。貴重な情報ありがとうございました。

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